746 :プリンはのみものです。 2013/07/06(土) 22:14:37ID:Z+t0Sdi7
去年、超マイナーな放送局で放送された話なのでご存じの方もいるかも。 
兄は、カネとヒマはあるけど、頭髪と結婚の予定の無い40代。 
ただ、結婚式に夢はあったようで。 
とある昔の日本映画の結婚式風にやってみたいと。 

兄の友人2人ABが三か月違いで結婚をすることになり、兄はその二人に結婚式を 
プロデュースさせてもらえないか?と聞いた所、嫁様方の反応はこんな感じだったらしい。 
A嫁:頭おかしいんじゃないの?結婚できないハ○に人生最大のイベントを汚されたくない。 
B嫁:別にイイっすよwガハハw 
という事で、兄とその仲間達が、B夫妻の結婚式を企画・主催する事に。 

小さいコーディネーター会社さんと契約したあたりから事態は急変。 
その映画自体は、その年代には絶大な人気があり、SNSを通じてその存在を知った人から、是非イベントに参画したい!という申し出が多数。 
B夫妻の後でいいし、費用も払うので、そこで結婚式をさせてくれ、という数カップル。 
兄も相当な金額を出したが、他にも出資してくれるかたが現れ、コーディネータさんもノリノリになり、本格的にやりましょうと。 
一番の出資者はメインキャストの一人をやらせる代わりにとんでもない金額をだしてくれた。 
このあたりから、このイベントが趣味の範囲を超え始める。スケジュールは延期に。 

天井が高く、綺麗で大きいステンドグラスがあり、大きいパイプオルガンのある教会を見つけて許可をもらった。 
日本の小さい放送局と台湾の放送局が放送を行う事にもなったり、専門学校からも見学が来た。 
ボランティアの方も多数。 
衣装も、カリスマハンクラーの方々やリタイアされた職人さん達がすばらしいものを作ってくれた。 
アクセサリーも、とある企業から無償でレンタル。 
コスプレイヤーの方も気合入りまくり。メイクさんもノリノリ。 
お金の管理も経理の知識のある方が、HPもシステム屋の方が、現地の足も現地の方が提供してくれた。