プリンはのみものです。|にちゃん生活まとめ

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    亭主関白

    201: プリンはのみものです。 2010/09/17(金) 19:07:30 0
    先月、夫が勝手にディーラー廻りをして400万とかする車を買うつもりに
    なっていたんだけど、今お腹にいる子供の教育費とか、私が育休後に復帰
    して頑張っても子供が小さい間は今ほど稼げないこと、将来マイホーム購
    入する資金を貯めなきゃいけないこと等々を考えると、夫の年収を超える
    ような値段の車はうちにとっては分不相応であることを説いて夫もそれで
    納得したはずだった。

    先週、夫方の法事があって、外で食事が終わったあとちょっと風情のある
    温泉施設に行くことになった。当然男女分かれるんだけど、入浴後、私は
    おばさま方の尽きることのない噂話に疲れて、トイレに行ったついでに
    ロビーのベンチでお庭を眺めてた。近くに喫煙スペースがある。
    そしたら聞こえてきたのが夫と夫従兄弟と夫兄の話。まずは車購入の件を
    滅茶苦茶に自分に都合のいいように改変した話で同情を買う夫。
    「自分の稼いだ金で自分の好きなものも買えないんだからほんと結婚は
    男の人生の墓場だよ」
    「男にとっては一生モノの不良債権を背負い込むような自杀殳行為」
    「口ばっかり立つ生意気な女をもらうからだろw」
    「女なんて最初に一発殴っておかないと言うことを聞かない生き物だ」
    その他私の人格攻撃いろいろ。ここで再現するのも忌まわしい。スーっと
    血の気が引いていくというか、いろんなものが冷めていくのを感じた。

    101 :プリンはのみものです。
    父に私の知らない顔があったこと。

    父は強面で、口はへの字で眉間にはシワを寄せていつも不機嫌そうな顔だった。
    母に対しても「おい、新聞」だとか「お前、耳掻きどこやった?」だとか、偉そうな口ぶりで指図してた。娘である私も父の笑った顔なんか見たことないし、物心ついたときから父が怖くてあまり喋った記憶がない。
    対称的に母は穏やかで、どれだけ父が怖い顔してようがニコニコ笑って父の指図に応えてた。「お父さんはああいう顔なのよ」って言ってたけど、私は常になまはげに見張られてる感じだった。

    私が高校生のとき、気分が悪くなって早退したことがある。ちょうどその日は父が休みだったので、怒られやしないかとビクビクして帰ったんだけど、どこか出掛けたみたいだった。
    そのまま自室で寝てたら、母が買い物から帰ってきて、しばらくしたらもう1人帰ってきた音がした。
    すると突然「○○ちゃ〜ん」と母の名前を呼ぶ声がした。父なら「おい」とか「お前」としか母のことを呼ばないので、不倫相手か?!とも思ったけど、何とも言えない低音は父のそれだった。
    もうびっくりして気分が悪いのも忘れて、気付かれないように居間を覗くと、母の膝に頭を預けて耳掻きしてもらってる父がいた。「○○ちゃん、今日の夕飯なに〜?」なんて甘えたような声を出してて、衝撃的すぎて「ヒエッ…」みたいな声が出てしまった。
    その声に気付いた父が、なんでもないような顔で「帰ってたのか」とか言ってたけど時既に遅し。母も「あらあら〜」って笑ってた。

    いつものなまはげが、七福神のうちの1人みたいな顔になっていたのがスレタイです。その顔に出会えたのはこの1度だけ。

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